北京国家図書館


始めに見てね(=^・^=)

北京大学東門から地下鉄で5つ目くらい南に下ったところに国家図書館があります。北京市の国家図書館だから、国内最高水準の蔵書が保管されているのだろうと思い、見学してみました。

中に入る前に
貴重な本がたくさんありますから、不正に持ち出されたりされたら困るからでしょうか、図書館に入る前に大きな荷物を預かり所に預けてから入場します。こういう方式は図書館だけではなく、博物館や、以前はスーパーに入る場合でも必要でした。荷物預かりの係りの人が預かるところもあれば、ロッカー式の所もあります。国家図書館は係りの人に預けます。

注意
いままでこれで私物をなくしたことは一度もありませんが、貴重品などは念のため預けないようにしましょう。万が一パスポートなどがなくなると再発行手続きが大変面倒です。


入館のための手続き
大切な蔵書がありますから、だれでも気軽に入れるというわけではありません。入館するためには、ロビーで手続きし、読者カードを作成してもらう必要があります。受付カウンターから用紙をもらい、必要事項を記入し、身分証明書を提示し、許可が出たら、カードをもらえます。著者は外国人だからダメ元で手続きしてみましたが、幸い許可してもらえました。感謝感謝!!

閲覧室に入る
入口でカードを読み取り機に通し入館します。無事に入場できました。著者が入場したのは、国家図書館の新館です。閲覧室のデザインを言葉で説明するのが難しいです。5階建てで中央は吹き抜け、その吹き抜け部分がすり鉢状の五層の蔵書閲覧室になっています。そこには、世界中の百科事典がある感じです。中国を代表する史記などの古代書も、さまざまな版で保管されています。
建物の窓に沿ったスペースでは、文学書や実用書などの比較的内容の軽い読み物を閲覧できます。
日本人だから、漢字に対する抵抗は欧米人よりは比較的少ないですが、それでも、内容が全部漢字だと読み通すのは難しいです。著者は、写真入りの料理の本をいろいろ閲覧しました。さすが食文化の国の国家図書館です。美味しいだけでなく健康にこだわった料理など、とても参考になる本をたくさん閲覧できます。

本館がリニューアル
著者はまだ行ったことがないのですが、行った人に聞くと、こちらは博物館のようらしいです。
なんの博物館かというと、やはり本の博物館。学生時代、印刷は中国の発明品と学んだことがありましたが、この本館には、印刷の歴史が展示されているそうです。

おわりに
日本に読書が大好きな友人がいます。彼女は、「図書館にいるのが大好き」とよく言います。別の友人は子供の頃から、お土産といえば本をねだったという活字大好き人間です。中国にも、きっと同じように読書が大好きな人は大勢いるでしょう。自分で本を購入しなくても、たくさんの本を閲覧できるこのような施設は本当にありがたいですね。

アクセス
地下鉄4号線 国家図書館駅下車 目の前


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