北京の公安局と日本大使館

始めに(=^・^=)

 中国のグリーンカードというのを聞いたことありますか。簡単にいうと、永住権です。2004年から始まりましたが、最近グリーンカードの枠が広がったと報道されていますので、どのようにして手に入れるのか簡単にご紹介します。

資格
 グリーンカードを得られる人は7つのどれかに該当している必要があります。
①中国にお金をたくさん投資した人(50万ドルから)
②中国で社長、工場長などの役職4年以上の人
③中国に必要とされている人
④上記のどれかの配偶者
⑤中国人と結婚して5年経過の人
⑥18歳未満、未婚で、両親に養われている子供
⑦60歳以上で中国に直系親族がある人


現時点での取得状況
 報道によると、以前に比べるとずっと受け入れる幅を広げているそうです。外国語を教えている先生などにもグリーンカードを提供する可能性もあると期待されています。すでに、特定の会社(科学技術関係)の人にはグリーンカードが出されるようになりました。つい最近では、バスケットボールの選手がもらっています。

グリーンカードのメリット
 すべて中国人と同じとは言わないまでもいろいろメリットがあります。まずは、ビザの延長手続きやビザのための出国などしなくてよくなります。また子供が中国の義務教育を受けられたり、都市部の社会保険に加入できたりもします。投資する人は両替手数料のコストを下げたり、中国で得た所得を海外送金できるようになります。

公安局と日本大使館
 実際の手続きは北京中央の雍和宫にある公安局で行います。なにかわからないことがあれば、亮马桥にある日本大使館に行って聞いてみましょう。日本大使館は2009年頃は三元桥のビルの中にありましたが、今は亮马桥の大使館街の一角にあります。

終わりに
 12億も人がいる中国ですから、以前はもうこれ以上人はいらないという感じで、グリーンカードの制度ができてからの10年間で1300人くらいしかグリーンカードをもらっていませんでしたが、最近は事情が変わってきたようです。去年あたりからは、5000人くらいの人がもらっているようです。

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