中国語学ぶ~子音について

今日は中国語の子音についてお話します。日本語の子音は9個、つまり K S T N H M Y L Wですね。中国語はといいますと音節表によれば21個あります。母音の発音が正しくできるようになったらこの母音に子音を組み合わせて発音していきます。日本人に耳慣れない音として
中国語子音の中に「そり舌音」というのがあります。字のごとく舌を上にそり上げて上顎にくっつけて発音します。個人差もありますが日本人が発音するのに難しいのはそり舌子音Zh Ch Sh Rと母音「e」の組み合わせです。難しいのに会話でよく出てくる音です。たとえば「これZhe」や「車Che」 「社She」 「熱いRe」にあたる中国語はこの音です。中国語では電車であろうとタクシーであろうとバスであろうと車輪ではしる乗り物なら大概「車(Che)」が単語の後に付くので結構使います。また中国人であっても南部出身の人にはとりわけ難しいといわれている発音が「熱い」の意味の「Re」という「そり舌」と「e」の組み合わせです。中国人であっても難しいのですから日本人には特に練習する必要のある音です。おすすめは、この発音だけに絞って中国人(できれば北部の都市出身者)に1時間くらい(個人差あり)個人レッスンを受けるという方法です。そり舌は舌を上顎にくっつけますが、eの音は舌を下げます。この組み合わせができるためには実際中国人がどう発音しているか口の中の舌に動きをマンツーマンで教えていただくのが最善と思います。







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