北京生活 公共バスに乗る



はじめに

日本でバスに乗る時は時刻表がありますね。渋滞しているときは遅れてしまうこともありますが たいていは時刻表通りに運行しています。それでその時間に合わせてある程度行動できるわけです。北京はというと、まず時刻表はありません。いつ来るかわかりません。ですから自分の行きたい方面のバスの番号を待って来たら乗り込むといった具合です。日本のバスに慣れているとかなり大ざっぱな感じがします。運転手さんの乗客に対する気遣いも格段に日本のサービスには差をつけられていますし 我先に乗ろうとする乗客の姿を見ると一見無秩序なのではないだろうかと感じてしまう日本人も少なくないです。とはいえ公共バスの料金はとても安いですから(15~30円)多くの北京に住んでいる人たちの大切な交通手段です。それに慣れてくるととても便利で合理的だなと思うようになります。

行きたい場所へネット検索
ネットで自分の行きたい場所を検索すると公共バスと地下鉄を組み合わせた交通手段のパターンがいくつか表示されます。それにもし街で迷子になってしまった時に携帯のメールでどのバスや地下鉄に乗って目的地に着くことができるかを教えてくれるサービスもあります。これは国が一括して公共の乗り物を管理している北京ならではできる技ですね。

降りたい時は何と言う?
とにかく人が多いので 自分が降りる場所に来ても降車口まで人で塞がっていて下車しにくいことがよくあります。そういう時は「我下車(ウォーシアチョー)」というと前にいる人が気づいて道を開けてくれます。

痴漢やスリはいるの?
とても混んでいるので日本のように痴漢が出るのだろうかとも思いますが中国人の女性はとてもはっきり物をいうので 痴漢をしようものなら車内で思い切り罵倒されます。そのせいでしょうかはっきりした理由は定かではないですが痴漢らしき行為は以外と少ないという印象です。スリに関しては 正月前に車内でよく発生します。田舎から出稼ぎに来ている人たちが帰郷の為のお金欲しさに犯罪に走るようです。その季節は用心しましょう。





  

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