北京生活 北京で食べる日本料理

はじめに



友人が日本に帰国すると 即席みそ汁やコーヒーなど いただくことがあります。やはりたまには北京でも日本食を食べたくなります。

日本の食材を手に入れる
日本からの物資が尽きたときは 北京の東側にある四惠桥という市場にいくと味噌やみりんなど日本の調味料や食べ物が手に入ります。中国のコーヒーは好きでないという日本人は多いですが、この市場ではコーヒー豆も入手できます。500グラム18元から25元くらいで購入できるので(300円前後)日本からわざわざ持ってこなくても大丈夫です。ここでは日本人の好きなチーズも比較的安く購入できます。(2014年にこの市場は撤去されました。今でもこのような市場は存在していますが、外国人にはわかりにくい場所にあります。すぐ取り壊されたりもします。飲食店関係の中国人に聞くと場所を教えてもらえます。)魚は魚市場に行けば買えるには買えますが、それは面倒という方は 町中の日本料理店に出向き欲しい食材を分けてもらうという手もあります。相場にもよりますがだいたい鮭一匹100元(1500円くらい)出せば分けてもらえます。

北京の日本料理店で食べられるものは?
中国人にとって日本料理は 日本人がフランス料理に抱くような高級なイメージです。当然一般の中華料理に比べてお高いです。とはいえ日本の料亭とは違い 日本食の中でも庶民的なメニューである味噌ラーメンやカツどん カツカレーなどが寿司や刺身と同じように高級料理とみなされているのが 日本人の観点ではおかしな感じがします。自宅で日本料理を作る時は醤油は日本製のもので作らないとどこか違う味付けになります。

日本料理は日本の醤油が一番!
日本に帰ってきて寿司が美味しいと思うのは ネタが新鮮というのはもちろんですが 醤油もかなり影響していると思います。日本人の中には「魚は日本に帰って食べる」と徹底している人もいます。海外に出て初めて日本の当たり前がとても有り難く感じる人はたくさんいます。海外に行ってから納豆や魚の料理の価値に気がつき 意識して食べておられる方もいます。日本食はヘルシーと欧米人からよく言われますが、油料理が当たり前の中国で暮らしていると「確かに日本食を食べないと体を壊す」という危機感を感じずにはいられません。

メニューの訳し方
ちなみに日本の揚げ出し豆腐は中国語では「炸豆腐」 どんぶりは「盖饭」 サラダは「沙拉」といいます。意味で訳したり 音訳したりします。

 
                                                          

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