北京の报亭(バオティン)

はじめに

ちょっとしたものを買うのにコンビニは便利ですね。北京にも24時間のコンビニはあります。
しかし、コンビニより庶民に活用されている小売店が有ります。名前は报亭(バオティン)といいます。見た感じは、日本の駅にある売店と同じで、飲み物や新聞、雑誌を販売しています。

携帯電話のカードを売っている
これは、日本とは違うサービスですね。中国の携帯電話は、日本と違いすべてプリペイド方式です。ですから、残金が少なくなると、この売店で、チャージ用のカードを買います。20元、50元、100元など、電話会社別のカードを販売しています。

チャージは外国人にはちょっとめんどう!
カードを購入したあとは、電話会社のサービスに電話し、音声ガイダンスの案内に従って、カードに記された番号を入力してチャージしなければなりません。中国語の聞き取りをあまりできない外国人では、この作業を行えないため、売店の店員に替りにチャージをお願いすることが多いです。店によって、手数料無料にしてくれる売店や、1元払わなければ手伝ってくれない売店など多少違います。

電話会社によってサービスが異なる。
1分間の料金や、受けの時有料か無料かなど、電話会社によって異なります。また、同じ電話会社でも、複数の商品がありますから、用途に合わせて始めのカードを選びましょう。2013年9月1日から、外国人が電話番号を購入する場合に登録が必要になりました。登録はネットでするので、売店の店員は慣れない手続きに苦労しています。

携帯の紛失に注意!
中国式の携帯電話は中のカードを抜いて、別のカードに差し替えれば、持ち主以外の誰でもすぐに使うことができます。そういう事情ですから、日本では、携帯電話を飲食店のカウンターの上に残したまま、トイレなどに行ったりする方も多いですが、こちらでは、盗難に用心して置いておかないほうが良いでしょう。

おわりに
报亭は、街にいくつも点在している、とても便利なお店です。ただコンビニと違って、24時間ではないので、携帯のチャージが必要な時は、早めに行って、補充してもらいましょう。ジュースや本の値段は、一律で、どこの店も変わりません。でも行きつけの店を決めておけば、チャージの時に、手数料をサービスしてくれることもありますよ。

動画 kiyoちゃん「絵と歌で覚える中国語」売店でチャージ
歌詞と発音のポイントはこちら→http://kiyochanpetitchinese.blogspot.jp/

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