北京 数字表現 日本との違い

はじめに


数字 指表現の違い

著者がこちらで、串焼きを8本頼もうとした時のことです。右手の三本指を立てて日本の「8」を作り、言葉で、「8个(バーゴ 8個の意味)」と言うと、ウエイトレスに「8ならこうだ」と直されたことがあります。
一から五までは、日本と同じですが、それ以降が違うので、覚えておくと便利です。
発音を聞き取ってもらえなくても、指表現を添えて言うと、言いたいことを理解してもらいやすいです。


数字の表記の違い

中国の電光掲示板に表記される数字は日本と変わらないので問題ないのですが、一般の人が手で表記する文字は微妙に違うので、ちょっと注意しましょう。見分けにくいのは、「1」と「7」と「9」です。中国人はひと筆で「7」や「9」を」書くため、日本人がみると「1」と勘違いするかもしれません。
もし手書きで中国人に番号など書いてもらった場合には、必ず確認したほうが良いでしょう。


番号の時の「1」の言い方

「1」は基本的に「イー」と発音しますが、電話番号や部屋番号、バスの番号などで使う場合には「ヤオ」と言います。例えば、部屋番号が「111」なら、「ヤオヤオヤオ」と言います。


おわりに

北京には、出稼ぎの人たちが大勢やってきます。
ほとんどは、地方の農村の人達で、中学校までの義務教育しか受けていません。
それでも、北京で商売をしますので、数字には強いです。
「子供に英語は教えられないけど、算数なら教えてあげられる」と、一人の出稼ぎの女性が言っていました。
数字をひと筆で書くと、書く時間も短縮されますし、わかりやすい指表記も、商売には有利かと感じました。北京で何か買う時は、是非数字の指文字をお試しください。


kiyoちゃん「絵と歌で覚える中国語」kiyoちゃん数え唄
発音のワンポイントはこちら→http://kiyochanpetitchinese.blogspot.jp/2014/03/kiyo.html




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