北京ラグジュアリーツアーに参加しました♡


2009年に北京に来てから、個人でいろいろ北京観光しましたが、このたび高級旅行クラブのポイントを使って北京のツアーに参加してみることにしました。初めての5つ星ホテル宿泊や、有名店での食事、多国籍メンバーとの交流などできました。ご報告しますね。

5つ星ホテル

いままで著者が、国内海外で宿泊したホテルの等級の最高は3つ星。3つ星でも十分快適なので、高いお金を払ってまでして5つ星ホテルに泊まる必要を感じませんでした。今回はポイント使用のツアーに5つ星ホテル宿泊が含まれていたので、5つ星初体験です。

ホテルは、北京駅から歩いて5分の所にあるマリオットホテルグレートウォール。世界的に展開しているマリオットホテルの1つです。ホテルの南側に万里の長城(グレートウォール)の1部の遺跡があります。

フロント

中国のホテルでは宿泊するときに「押金(ヤージン)」という費用を払います。チェックアウトの時に破損などの被害がある場合は、その中から引かれることになります(問題なければ全額返金してくれます)。今回の押金は1500元(3万円くらい)。今まで著者が宿泊した中国のホテルの中では最高額。カードキーをくれました。

エレベーターに乗って、階のボタンを押したのですがエレベーターが動きません。ボタンの下には、カードキーを差し込んで階のボタンを押すというような指示が。試しにルームカードキーを差し込んでボタンを押したら動き出しました。うーん、これが5つ星のセキュリティーと感動。

個室

5つ星ホテルの個室はどんな?とワクワクしながら室内に入りました。入ると、広い。以前に泊まった中国のホテルも広さは同じくらい。なにが違うのか。決定的な違いは、部屋にシミ、傷みなどが1つもない所。

中国人は小さなことをあまり気にしないので、ホテルの中のタイルがちょっと割れているとか、カーペットに少しシミがあるなど問題にしません。日本だと清潔なのは当たり前と思うかもしれませんが、中国でこのレベルはスゴイことなんです。

さらに、クロークを開けるとライトが点いたり、アイロンセットなどの備品が充実しているなど、細かいところまでよく配慮されています。備品のお茶も美味しくアメニティは良い香り、清掃員の態度もgood!これが5つ星なんだとわかりました!

公共施設

ホテルには、室内プールやジムがあり、宿泊客は無料で使用することができます。ジムは24時間使用可能で、ルームキーを差し込めばいつでも自由に入室でき、いろいろなトレーニングマシーンを使って運動できます。

プールサイドには、リクライニングチェアが並んでいて、スイミングの途中でドリンクを飲みながらゆったりとくつろぐことができます。とってもラグジュアリー。

ホテルのラウンジは、通常宿泊客が有料で利用する場所。今回はツアーに含まれていたので、せっかくだから使用してみました。全然期待していなかったのですが、コーヒーに加えスイーツセットまで持ってきてくれました。優雅なティータイムを満喫♡

食事

中国は食文化の国。中国のツアーに参加したら、食べ物は大切な要素と考えていました。予想通り、充実した食事を楽しみました。様子をお伝えしますね。

朝食

朝食は毎日マリオットホテルのバイキングでした。中華、コンチネンタル、日本食などバラエティに富んでいます。4日間の滞在で全種類食べることができないくらいの品揃え。それに質が良くてどれも美味しい♡

このブレックファーストはツアーに含まれているから遠慮なく食べていましたが、もし外部の人がこの朝食を食べるなら、一食200元(約4000円)ですよ。高級チーズや生ハムのサラダから、食後のコーヒーまで毎朝フルコースで堪能。

昼食

中華レストランの中にある、大画面モニター付の大きな部屋を、ツアーのメンバー貸し切りという形で昼食をいただきました。メニューは、青椒肉丝(チンジャオロースー)や宫爆鸡厅(ゴンバオジーティン)など中国の代表的な料理の数々。

中国人の礼儀は、「客にお腹いっぱい食べさせる」こと。ツアー中の食事は全てそうでしたが、ここでも食べきれないほどいろいろ料理が次から次へと出てきました。レストランのメニューを全て注文したような昼食で満腹に。

夕食

このツアーで楽しみとしていた1つが北京ダックのディナー。著者は、北京で暮らし美味しい北京ダックを食べたことはありましたが、敷居の高い有名店には、いまだ足を運んだことがなかったので、このラグジュアリーツアーで連れて行ってもらうことに。

案内してくれたのは、北京ダックでは最も有名な「全聚德」。またまたこのツアーのメンバーが貸し切りの部屋で、料理人が、焼き立ての北京ダックを目の前で切り分けてくれました。特製のソーズと細ネギを一緒に薄皮でつつんで沢山食べました。

北京で暮らし始めて7年目にして、有名店で北京ダックを食べるという目標達成。北京ダックの量も多かったですが、それ以外の料理もたくさん。個人で「全聚德」へ行ってコース料理を注文するより、内容がずっとよかったと思います。

アクティビティ

観光バスに乗って北京観光に出発です。移動中スタッフのお姉さんが、英語と中国語で観光案内しながら連れて行ってくれるのでいろいろ勉強になります。ただ漫然と北京を歩くより、ネイティブガイドの説明があるといいですね。

老北京散策

北京の旧市街のことを地元の人達は「老北京」といいます。「老」は中国では尊敬を含めた意味を持つポジティブな言葉。故宮を中心とする老北京のまわりにある街「胡同(フートン)」を人力車で回りました。

今回著者は、北京に来てから初めて人力車に乗りました。人力車をけん引する自転車を一生懸命こいでくれるドライバーの説明を聞きながら、老北京の美しい街並みや水際の風景を満喫。湖と岸辺の柳の木や、立ち並ぶ旧家がフォトジェニック♡

万里の長城登山

中国の建造物といえば万里の長城を連想する人が多いです。全長は2万キロ(地球の約半周)もあることからもわかるように、長城は1体ではなく二重三重になっているものが、中国のいろいろな場所に点在しています。このツアーで連れて行ってもらったのは、その中の1つ「居庸関」。

「居庸関」は以前、著者が行ったことのある「八達嶺」より、北京市内に近いところにあります。入口には「天下第一雄関」と書いてあるのですが、これはこの関所の別名。調べたら難攻不落の関所だったからそのように命名されたとのことです。

「八達嶺」は、どこまで歩いても果てしなく続く感じでしたが、「居庸関」はトップまで登ると終わりなので、登り切った達成感が。また山と長城と関所のコラボが絵になる観光スポットです。天気もよかったし、ツアーの人たちと楽しく登山できました。

ウェルカムパーティー

今回は、高級旅行クラブの旅行に初めて参加したこともあり、旅行初日にウェルカムパーティを催してくれました。そこで、中国のエンペラー時代、異国の地から訪れた大使を接待するようなもてなしを経験しました。そのときの様子をお伝えしますね。

舞踏

ほぼレストラン全部貸し切りのような状態で、大きなスクリーンに歓迎の文字が。舞台に清の官僚のような人が登場して、巻物を読み上げ始めました。いったい何が起こるのかと思ったら、スクリーンに美しい花の映像が映し出され、舞台には中国の宮廷女官に扮した綺麗なお姉さん達が登場し、優雅な中国舞踊を披露してくれました。

まるで、客人達をもてなすため王宮に招かれているような雰囲気です。ツアーに参加している人の大部分は中国人でしたが、中には私達日本人の他に、台湾人、マレーシア人、インドネシア人、アメリカ人、ザンビア人などが参加していました。

王宮料理

この雰囲気からすると、料理も違うのではないかという予想は当たりました。なんかちょっと普通の中華料理と違うものが次から次へとテーブルへ。あとから調べたら、このレストラン「御仙都」は、宮廷料理を提供する料理店とのことでした。

給仕してくれるお姉さん達も皆宮廷衣装を来ていて、特別な料理を出す時は、バックにドラマチックな音楽まで流れていました。マルコポーロ達も中国の皇帝からこんな歓迎を受けたかもしれません!

多国籍交流

食事のテーブルでは、中国の海南島と広州のファミリーと一緒に席につきました。中国は広いので、海南島と広州の母語は違います。それでも中国普通語を話しながらコミュニケーション。

著者はあまり話せませんでしたが、それでも長城に上る時は、海南島の奥さんが上りでバテている私の手をひっぱってくれたり、広州のお母さんは孫と一緒に著者と記念写真を撮ってくれるなど仲良くしてくれました。

バスの中ではザンビアの夫婦がベンバ語で歌を披露してくれたり、無錫の女性から旅行の経験などを聞けたりしました。参加者約50人全員とは話すことできませんでしたが、多国籍の人達と一緒に旅行するというのは、面白いですね。

ラグジュアリーツアーまとめ

高級旅行クラブのポイントで、北京ツアーに参加しました。7年暮らした北京で以前から個人的にいろいろ観光していましたが、今回のツアーも多いに楽しめました。たとえば、5つ星ホテルに初めて宿泊し、上質とはこういうものかと実感したことなど!

中国は食文化といいますが、本当に中国で人をもてなすときの食事の質の高さと量の多さに感心!多国籍の人達との交流も興味深い経験でした。いままでバックパッカーのような旅行ばかりだったですが、ガイドさんまかせのラグジュアリーな旅行もラクチンでいいですね。











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