北京生活 仕事に対する中国人と日本人の意識の違い

年の瀬が迫ってくると 日本では忘年会などで会社の同僚たちとの付き合いも多く 日本人にとって仕事は本当に大切なものなのだと感じます。会社での自分の立場 やりがい などは日本人を動かす原動力のようです。今はニートなども増え 仕事に対する見方も少し軽くなっては来ているものの それでも中国人の仕事に対する意識に比べるとまだまだ堅実な印象を受けます。北京は地元の人も800万人くらいはいるとはいえ その倍くらいの人たちは地方から出稼ぎに来ている人達です。そのような人たちはたいてい旧正月の末あたり(12.1月くらい)から新年(2.3月くらい)に開始する新しい仕事を探し始めます。雇う側もさっぱりしていて正月前まで働いてくれればあとはやめても構わない くらいなもので せっかく育てた人材も全く惜しくないようです。人口が多いとはこういうものなんだなと実感します。新しい仕事を選ぶポイントは今の仕事より給料が高いこと この一言に尽きるようです。ですから全く畑が違うような仕事に変わるなど日常茶飯事です。自分の技術が向上する喜びとかはないのかな~ 少しはあるのかもしれませんが 大切なのは儲かるかどうかのようですね。 仕事に生きがいや存在価値を感じることが多い日本人と比べると お金のために働く中国人はホントにわかりやすい人達です。日本人も中国人のように「仕事はお金のため」とはっきり割り切るようになると今よりはストレスも減るかもしれませんね。


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