北京民族大学

はじめに


北京の海淀地区にある民族大学をご存じですか?
その名前の通り、中国の様々な民族の文化を研究している大学です。
中国の民族にはそれぞれの文化がありとても興味深いです。

大学の周りに民族舞踏衣装店がたくさん
大学周辺に色とりどりの民族舞踏の衣装店が並んでいます。
色から形から様々で、大学構内で、ダンスの練習をしている学生の舞踏も様々です。
とても美しい踊りで、見ていて飽きません。

民族音楽もすばらしい
音楽の練習棟からは、いろいろな楽器の音色が聞こえてきます。ピアノやバイオリンなど、西洋の楽器を練習している生徒もいますが、とりわけ見事な演奏は、中国の民族楽器を使った演奏です。民族楽器のアンサンブルは、素晴らしいです。

フェンスに並んだ少数民族のパネル
大学のフェンスには、数十枚の、中国の少数民族を描いたパネルが飾られています。
ウイグル族やチベット族、モンゴル族など、日本人がよく耳にする民族以外にも、こんなにたくさんの民族がいるのだと改めてわかります。構内の美術館には、少数民族をモデルにした絵画が、多数展示されています。学生たちが描いた作品ですが、モデルの髪型や服装や住居など、とても新鮮です。こんな世界があるんだなと、一般の外国人旅行客が行かないような場所に旅行に行った気分になれます。

近所の大学に日本人の記念館
民族大学の隣にある、北京外国語大学には、日本人の大平正芳首相の記念館があります。
1979年、彼が訪中した時に、日本が中国に対して、無償の資金援助協定を結びました。それを記念して建造されたようです。大平首相が、このように中国で高く評価されていることを知っている日本人は少ないかもしれません。

おわりに
多くの民族には、それぞれの文化や言語があり、それを大切にしています。それぞれの文化の良い面を出し合って協力していくならば、本当に強力になりますね。北京観光で時間に余裕があれば、民族大学を見学してみるのはいかがですか?

動画kiyoちゃん「絵と歌で覚える中国語」愛する北京
歌詞と発音のワンポイントアドバイスはこちら→http://kiyochanpetitchinese.blogspot.jp/2013/08/blog-post_12.html


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