北京 石景山遊園地

初めに見てね(=^・^=)


 5年くらい前になりますが、北京にある石景山遊園地が話題になりました。理由は、世界的なテーマパークのキャラを使用しているからとのことでした。報道されていた着ぐるみは、たしかに某テーマパークのキャラクターたちによく似ていました。話題になってから時間が経ちましたが、北京に行ったら、一度行ってみたいと思っていましたので、見学してきました。

入場料が安い
 著者は全部で2回行きました。2年前初めてのときは、冬で半額40元くらいでした。今回は、夏の時期で100元くらいするのかと思っていましたが、料金が変わったようで、なんと入場料10元でした。アトラクションに乗りたい場合は、別途料金がかかります。1番高価なアトラクションは、50-60元くらいです。

AAAA
 北京の観光をするときに、お勧めの度合いを示すA表示ですが、この石景山遊園地は、2015年8月の時点でAが4つついていました。天安門や、故宮と変わりません。とても不思議でした。2015年11月ネットで確認すると、Aの評価は見当たりません。


子供連れの家族が多い
 若者は北京の東部にある「欢谷乐フアングゥル」という比較的最近できた今時の遊園地に好んで行きます。石景山遊園地は1986年にできました。遊園地の顔の観覧車は、いまでは壊れていて動きません。観覧車の他にも、園内には、使えなくなってしまった乗り物や、アトラクションの跡地がたくさんあります。就学前の子供を連れた家族連れのお客さんが多いようです。入場料10元ということもあり、ちょっとした公園という感覚の遊園地です。

 
芸術は習作から
 音楽でも美術でも書道でも初めは習作から入りますね。この石景山遊園地は、いわば遊園地の習作のようです。人の真似をすると馬鹿にする人もいますが、他の優れた文化を学んでいこうという謙遜さがあるなら、進歩は早いかもしれません。北京の昌平区というところには、巨大な遊園地の廃墟があります。1990年に建設を開始されましたが、1998年に建設中止となりました(仮名称:ワンダーランドアミューズメントパーク 沃徳兰游乐园)。無駄な経費と報道されたこともありましたが、なにか理由があったのでしょう。来年春には、上海に世界的に有名なアメリカの某テーマパークがオープンします。北京では2019年に映画で有名な別のテーマパークができる予定です。著者の友人は、舞浜のテーマパークの建設に携わりました。デザインどおりに作成するようにと、かなり厳しく指摘されたということでした。なんとなく真似して作るのと、著作者の許可を得て作るのでは違うなと感じました。

石景山遊園地のこれから
 テーマパークですから、テーマがないといけませんね。今中国ではいろいろなアニメーションを制作しています。このキャラ達が将来石景山遊園地で、子供たちと記念写真を撮るようになるのかもしれません。石景山遊園地の今後を温かい眼で見てあげたいです。

アクセス
地下鉄1号線八角游楽園下車 徒歩5分

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