北京北海公園

始めに見てね(=^・^=)




北京の観光ガイドや紹介ビデオに必ず登場すると言っても過言ではない北京北海公園。
今日は、この北海を紹介します。

概要
北海は中国語で「ベイハイ」といいます。故宮の北西にあります。ずっと皇帝のお庭でしたが、1925年清朝が終わってから一般公開されることになりました。シンボルの白い塔は、1651年にチベット仏教徒だった順治帝という皇帝が建てました。

入り方
南側にある北海前門と、北側にある北海後門の2か所から入れます。はじめに白い塔に上りたいなら南の入口から、庭園から楽しみたいなら北の入口から入場するのがお薦めです。

北側の庭園
ここには、「静心斎」という皇帝の書斎があったり、皇族が釣りを楽しんだ「五龍亭」、また9体の龍を描いた「九龍壁」があります。こちらの北側から眺める北海の全景はとても綺麗です。バランスよく設計されているのがわかります。

北海
公園のほとんどは大きな池です。蓮の季節になると、岸に沿って美しい蓮の花を咲かせます。遊覧船が通れるように、蓮もよく考えられて春の時期に花の咲くエリアを囲んで、その範囲内で花を咲かせるように工夫されています。そのバランスもとてもグッドです。中国の庭師の人達さすがです!!

白塔山
正式には「琼华岛」といいますが、一般的には見た目そのままで「白塔山」と呼ばれています。
池の中央の人口島です。白い寺院は36mあります。寺院のあるところまで登れますが、個人的には、これを単体で見学するよりも、遠くから全景の一部として見ている方が絵になると思います。島の東側と南側に橋があって、それで池を渡って島にたどり着きます。

団城
南の入口前門のそばには、城壁で囲まれた左右対称の建造物「団城」があります。中に売店などがあります。

まとめ
観光のお薦め時期は蓮の花が綺麗な初夏ですが、牡丹や梅の綺麗な春もいいですよ。
老人や身障者はこういう公園は無料なので、週末になると多くの人が憩いの場所として集まります。人数が本当に多いのには驚きです。手話をしている身障者がいるなと気が付きましたが、数人ではなく、何十人も一緒にいるので、圧倒されました。
老人、身障者に限らず、本当に中国の人達は、集まっておしゃべりするのが大好きです。どの公園に行ってもそう感じますが、この北海公園に来たら、より一層そういう印象を受けました。

料金
シーズン入園券10元/施設入場券セット20元
オフシーズン入園券5元/施設入場券セット15元

営業時間
北海 6:00-22:00
白塔山 8:30-18:00
ボートは春から秋のみ

アクセス
地下鉄:6号線北海北駅から徒歩数分。
公共バス:南側5.101.103.109.124.685.814.846というバスに乗ると着きます。北海前門駅下車
北側13.42.107.111.118.810.701.823というバスに乗ると着きます。北海后门駅下車

住所
北京市西城区文津街1号






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